番外編「○○の○○」でカッコイイ言葉を集めてみた
こんにちは。
リリア・セルケトールです。
今回は番外編です。
「OOのOO」でカッコイイ言葉を集めてみました。
カッコイイ言葉を知っていれば知的にクールに見えて、モテること間違いありません(根拠もありません)。
・アウステルリッツの三帝会戦
1805年に現在のチェコの東部、アウステルリッツで、フランス皇帝ナポレオン1世とオーストリア皇帝フランツ2世、ロシア皇帝アレクサンドル1世の3人の皇帝が会した戦争です。
戦いはフランス皇帝ナポレオン一世の勝利に終わり、フランスはヨーロッパ大陸に大きな支配権を獲得しました。
・カノッサの屈辱
1077年にローマ教皇グレゴリウス七世に破門された神聖ローマ皇帝ハインリヒ四世は、雪の中、裸足でカノッサ城門で三日間、教皇に破門の解除を乞う事件です。
結局、グレゴリウス七世は折れて破門を解除しましたが、これがのちに自身の失脚に繋がりました。
・ダモクレスの剣
紀元前四世紀に、シラクサの僭主ディオニュシオス二世は、僭主の権力と栄華をうらやむ臣下のダモクレスに対して、宴会の時に玉座に座らせ、その頭上に髪の毛一本で抜き身の剣をつるし、僭主には常に危険があるということを悟らせた逸話です。
・テニスコートの誓い
1789年にヴェルサイユ宮殿のテニスコートで第三身分の議員が、法が制定され、かつ堅固な基盤の上に確立されるまでは議会を解散せず、状況に応じていかなる場所でも議会を開くことを誓いました。これがのちにフランス革命へと繋がります。
・ラプラスの悪魔
フランスの数学者ラプラスによって提唱された概念です。
もし、一瞬の間にこの世全ての原子や物理現象を理解し、解析ができるのならば、この先の未来を全て完全に予測できるだろうという理論です。
・ゲーデルの不完全性定理
オーストリア・ハンガリー帝国の数学者クルト・ゲーデルによって提唱された理論です。この理論は第一不完全性定理と第二不完全性定理からなります。
むちゃくちゃ噛み砕いて説明すると、第一不完全性定理は「私は正直者です」って言われたときに、嘘つきでも正直者でもこの命題は成り立つので、どっちが正しいのか分からない。
第二不完全性定理は「私は嘘つきです」って言われたときに、真に嘘つきならば嘘つきと矛盾し、真に正直者ならば嘘つきでなくなるという矛盾が起こるということです。
・事象の地平線
ドイツの物理学者シュワルツシルドによって提唱された概念です。強力な重力を持つブラックホールには輪のようなものが取り囲んでおり、光さえも届かぬ輪の内側は完全に外の世界と分離しており、この地平線上には何が起きてるか全く分からないとされています。
・エヴェレットの多世界解釈
1957年にエヴェレット三世によって提唱された概念です。
量子効果によって分岐点が生まれて、複数の世界が生じ、それぞれの多世界の中にそれぞれ別の歴史を歩んでいるという量子力学の解釈の一つです。
・カッシーニの間隙
1675年にジョバンニ・カッシーニによって発見された土星の環と輪の間にある間隙のことです。
・不気味の谷
1970年に森政弘によって提唱された概念です。ロボットがだんだん人間に近づくと、あるときに強い嫌悪感を持つようになります。ですが、見分けがつかなくなるほど人間に近づくと好感を持てるようになります。
このロボットが人間に近づくにつれて急激に下がる好感度を不気味の谷といいます。
どうだったでしょうか。
この企画は、また今度もするかもしれません。
専門用語でもカッコいいのいっぱいありますからね。