超厳選!映像化されたラノベおすすめ作品集
こんにちは。
リリア・セルケトールです。
前回アニメ化されていないラノベのオススメをご紹介しました。
超厳選!アニメ化されてないラノベおすすめ作品集 - 次元統合研究所ネフェテリシス
この記事を書いてからラノベにかける熱い思いが抑えきれなくなりました。
なので、今回は映像化したラノベで私が名作だと思う作品をご紹介します。
文字の多い小説を読むよりは映像作品の方が入りやすいので、まずはそれから楽しんでみるのもいいのもしれません。
作品をイメージしやすくするため、PVや無料公開されている動画をリンクしました。
イリヤの空、UFOの夏
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「6月24日は全世界的にUFOの日」新聞部部長・水前寺邦博の発言から浅羽直之の「UFOの夏」は始まった。当然のように夏休みはUFOが出るという裏山での張り込みに消費され、その最後の夜、浅羽はせめてもの想い出に学校のプールに忍び込んだ。驚いたことにプールには先客がいて、手首に金属の球体を埋め込んだその少女は「伊里野可奈」と名乗った…。おかしくて切なくて、どこか懐かしい…。
これは私が一番好きなラノベ作品です。作中の繊細な描写は胸を打つものがあり、タイトルが「夏」なのに、夏の終わりからスタートします。私がセカイ系と呼ばれる作品に惹かれるようになったのはこの作品です。UFOの日は忘れられないかもしれません。
これは小説を読んで欲しいですが、OVA作品は全6話で非常に見やすいそこから見始めてもいいと思います。
ブラック・ブレット
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ウィルス性の寄生生物との戦いに敗北した近未来。人類は狭い国土に追いやられ、絶望とともに生きていた。そんな暗闇に閉ざされた世界で──。 東京エリアに住む少年・蓮太郎は、対ガストレアのスペシャリスト 「民警」 として、相棒の幼女・延珠とともに、日々、危険な任務を遂行していた。二人はある日、東京を壊滅させかねない極秘任務を受けるのだが……。
幼女に釣られる人もいますが、ストーリーは重めのお話です。重厚な内容で緊迫感もあります。一巻の最後に斬新で予想外な伏線が貼られており、当時の私は非常に驚いたのを覚えています。その伏線は回収されてないので、今か今かと続巻を待っているのですが、作者は4年前から失踪中です。私もたまにご連絡するのですが、返事が返ってきた試しがありません。非常に面白いので復活が待たれる作品です。
Fate/Zero
あらゆる“奇跡”を叶える「聖杯」の力を巡って、七人の魔術師が七人の英霊を召喚して覇を競いあう究極の決闘劇…聖杯戦争。大人気ゲーム『Fate/stay night』(シナリオライター/奈須きのこ)では断片的に語られるのみだった前日譚「第四次聖杯戦争」の真相のすべてが、虚淵玄の剛筆によって今語られる。
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Fate作品は数多くありますが、一番好きなFate作品です。これは本編であるFate/stay nightのスピンオフ作品になっています。正義のため、多数の人を救うために少数の人を殺す。この矛盾に苛まれた主人公は万能の願望機である聖杯に望みを託す。この主人公の葛藤がなんとも言えないエモさになっています。このアニメ作品はとてつもなくクオリティが高いので是非とも、見て欲しい作品です。
とある魔術の禁書目録
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自分の部屋に、純白のシスターがいきなり空から降ってきた。「ありえねぇ……」上条当麻はつぶやくが、そのシスター姿の少女はこう言った。自分は魔術の世界から逃げたきた――と。ここは”超能力者”が”一般科学”として認知された、アンチ・オカルトの学園都市。上条は『インデックス』と名乗る謎の少女の言動をいぶかしむが、二人の前に本当に”魔術師”が現れて――!
博士が一度、魔術の道に入った原因となる作品です。魔術や超能力の設定がとても練られており、少年漫画のようなアツい展開があります。2019年1月現在、禁書目録三期が放送されており、放送が決定された当時原作で最も面白かったシーンがアニメ化するので半年以上前から欣喜雀躍していました。禁書目録一期は非常に面白いので三期を見る前にぜひ見てください。
二度目の夏、二度と会えない君
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突如転校してきた森山燐は不治の病を患っていた。俺は彼女と共に、ライブを演り、最高の時間を共に過ごし…そして、燐は死んだ。俺に残されたのは、取り返しのつかない、たったひとつの後悔―決して伝えてはいけなかった言葉。俺があんなことを言いさえしなければ、きっと、燐は最後まで笑顔でいられたのに…。―二度めの夏。タイムリープ。俺はもう一度燐と出会う。あの眩しい笑顔に再び。ひと夏がくれた、この奇跡のなかで、俺は自分に嘘をつこう。彼女の短い一生が、ずっと笑顔でありますように…。
これは実に切ない話です。これほど切ないタイムリープものの作品はないかもしれません。最後の主人公の選択は本当に正しかったのだろうかと、非常にもやもやして胸が締め付けられるような感覚があります。この作品はまさかの実写化です。小説では分からないライブの曲が流れるのがいいですね。
ソードアート・オンライン
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クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは本当の“死”を意味する―。謎の次世代MMO『ソードアート・オンライン(SAO)』の“真実”を知らずにログインした約一万人のユーザーと共に、その苛酷なデスバトルは幕を開けた。SAOに参加した一人である主人公・キリトは、いち早くこのMMOの“真実”を受け入れる。そして、ゲームの舞台となる巨大浮遊城『アインクラッド』で、パーティーを組まないソロプレイヤーとして頭角をあらわしていった。クリア条件である最上階層到達を目指し、熾烈な冒険を単独で続けるキリトだったが、レイピアの名手・女流剣士アスナの強引な誘いによって彼女とコンビを組むことに。その出会いは、キリトに運命とも呼べる契機をもたらし―。
イキリトと呼ばれる人が発生するのも頷ける面白さです。私はアニメ化される前に小説を読んだ段階からバーチカル・スクウェアやマザーズ・ロザリオを想像してソードスキル習得に励んでいたことを昨日のことのように覚えています。現在、最も長く、最も面白いアリゼーション編が放送されています。このアニメは面白いので是非見てください。
ノーゲーム・ノーライフ
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ニートでヒキコモリ、だがネット上では都市伝説とまで囁かれる天才ゲーマー兄妹・空と白。世界を「クソゲー」と呼ぶそんな二人は、ある日“神”を名乗る少年に異世界へと召喚される。そこは神により戦争が禁じられ、“全てがゲームで決まる”世界だった―そう、国境線さえも。他種族に追い詰められ、最後の都市を残すのみの『人類種』。空と白、二人のダメ人間兄妹は、異世界では『人類の救世主』となりえるのか?―“さぁ、ゲームをはじめよう”。
ギャグあり、駆け引きありで、頭脳戦あり。著者とイラストを一人でやっている異例作。著作者の榎宮先生は幼女に転生したのは記憶に新しいです。この作品の6巻が私はこの世界の成り立ちについて描いたものなのですが、めちゃくちゃ好きです。このお話は映画化もされ、私は3回以上は見ました。そして、ものすごい量の涙を流しています。
いかがだったでしょうか。
気になった作品や、知っている作品はあったでしょうか?
皆さんがいい作品と巡り合えることを切に願っています。