次元統合研究所ネフェテリシス

バーチャルブロガーによる日々の生活と研究録

厳選!アニメ化されてないラノベおすすめ作品集2

こんにちは。

リリア・セルケトールです。

前回、アニメ化されていない名作ラノベについてご紹介しました。

超厳選!アニメ化されてないラノベおすすめ作品集 - 次元統合研究所ネフェテリシス

今回は前回拾いきれなかったラノベをご紹介したいと思います。

 

空ろの箱と零のマリア

 


 

3月。中途半端な時期にやってきた転校生・音無彩矢。そのあまりの美しさに息を呑む教室の中で、彼女は教壇に立ち、無愛想にただ自分の名前だけを告げた。教室全体が次の言葉を待っていた、その時―。「星野一輝」―呼んだのは、何故か僕の名前。「私はお前を壊すために、ここにいる」そして、突然の宣戦布告。ただ超然と、毅然として言い放ち、静かに微笑む彼女の真意は…!?

 

この作品は非常にダークな雰囲気です。所有者の願いを正確に叶える「箱」。この「箱」は自分が叶わないと思っていることですら正確に叶えてしまうので、その願いはどこか壊れている。私は三巻の王降ろしの国 が好きです。

 

代償のギルタオ

 

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『代償』を支払うことで、特殊な力を発揮する巨大人型兵器ギルタオン。世界は、この呪われた兵器によって、戦争への扉を開くことになった。国の治安は悪化の一途をたどる。暗澹たる未来に嫌気がさしたライクたち兄妹は、もっと安全な土地に移住しようと、首都ランフェルドへと向かうことにした。希望を胸に、列車へと乗り込んだのだが、道中、何者かの攻撃を受け、立ち往生してしまう。夢と希望に向かって走り出したはずの兄妹は『代償』を迫られる。愛する者を守るために――。

 

これはけっこうエグイ話ではありますが、全てのキャラクターに魅力があり、それぞれ際立った個性を発揮しています。ダークでエグい話好きな人にとっては、非常にオススメの作品の一つです。

 

あなたの街の都市伝鬼!

 


 

民俗学者を目指して都市伝説を調べている高校生・八坂出雲。「ムラサキカガミ」の研究をしながら誕生日を迎えた彼のもとに、伝説と同じ怪奇現象が発生!そして出現したのは『都市伝鬼』ムラサキカガミを名乗る少女だった。都市伝説を愛する出雲は、彼女たち都市伝鬼を一冊の本に編纂することになるが…それを聞きつけた伝鬼たちが、続々と出雲の前にやってきた!愛らしくも血みどろの和装童女から凶暴な武器を構えたお姉さん、超高速で追いかける少女に生首まで…次々と怪奇現象に襲われて、恐がりな出雲はどうなる!?少し怖くて、とっても可愛い都市伝鬼たち山盛りで贈る、ほんわか怪奇譚。

 

アニメ化した「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」の作者のデビュー作です。個人的にはこちらの方が好きです。都市伝説が実体化し、女の子になって現れる。ヒロインはかわいいしネット由来のコトリバコも出てくるのが非常に良かったです。

 

クロバンス戦記 ブラッディ・ビスカラ

 

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革命勢力「黄金の地平」の一員である少年ビスカラは、クロバンス王国を変えるために、命を省みず戦っていた。憧れの指導者ラスカリナ、頼りになる同胞ベルナレット、部下のトルエノ、キネット・キトル……多くの少女たちとともに。のちの歴史家は言う。「ビスカラは英雄だ」と。しかし、若きビスカラの前に広がっているのは、普通の人間では耐えられないような血塗られた道だった……。人生ってやつは――、なまやさしいものじゃない。

 

この作品はフランス革命をモチーフにした、当時の世界観を踏襲したものとなっています。犠牲を伴った英雄になることを定められた主人公が、大多数の幸福のために葛藤していく作品になっています。続きが気になるところで終わりますが、一巻完結になってます。

 

沙耶の唄

 

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不幸な交通事故により家族を失った青年・匂坂郁紀。奇跡的に一命を取り止めた彼には、目に映るものすべてが形を変え、醜く歪んでしまう不思議な後遺症だけが残った―そんな郁紀の世界に突然現れたのは、うつくしい少女。「紗耶」と名乗る彼女の存在は、郁紀の汚穢に塗れた日常を美しい色に染めていく。彼にとって、それはただ一筋の光だった…。

 

これはゲームが発売から15年後にノベライズされた作品になっています。この作品は非常にグロテスクでエグいです。その上、エロもあります。覚悟が必要です。しかし、この作品ほど純愛で泣ける作品はないと思います。教授のタンポポのところで、めちゃくちゃ泣きました。原作は三つのエンディングからなりますが、小説版は、そのどれでもないオリジナルエンドになります。続編も今後出る予定です。楽しみです。

 

ただ、それだけでよかったんです

 

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ある中学校で一人の男子生徒Kが自殺した。『菅原拓は悪魔です』という遺書を残して―。自殺の背景には、菅原拓によるKたち四人への壮絶なイジメがあったという。だが、菅原拓スクールカースト最下位の地味な生徒で、Kは人気者の天才少年。また、イジメの目撃者が誰一人いないことなど、多くの謎が残された。なぜ、Kは自殺しなければならなかったのか。「革命は進む。どうか嘲笑して見てほしい。情けなくてちっぽけな僕の革命の物語を―」悪魔と呼ばれた少年・菅原拓が語り始めるとき、誰も予想できなかった、驚愕の真実が浮かび上がる。

 

ミステリー作品です。何が起こったのか、話を読むにつれてだんだんと明らかになり、最後には革命の真実に至ります。どんでん返しには賛否両論がありますが、私は好きです。

 

どうだったでしょうか?

気になる作品はありましたでしょうか?

たまには本屋さんに行って新たな作品を発掘してみるのもいいかもしれません。