次元統合研究所ネフェテリシス

バーチャルブロガーによる日々の生活と研究録

彼女を作るにあたっての基礎知識第二弾「なぜ男女が存在するのか」

こんにちは。

リリア・セルケトールです。

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性別のある有性生殖では、両親の遺伝子が交わることで新たな遺伝子が生まれ、遺伝的多様性が生じます。その結果、様々な環境に適応できるという大きなメリットがありました。

前回、性別がある理由をお話ししたので、今回は男女…つまりオスとメスがなぜ存在するのかについてご説明します。

このお話は彼女を作ることにあたり、根幹的な知識として今後役に立つと思います。

 

生物には配偶子と呼ばれる繁殖細胞があります。

最初、オスもメスもなかった時代には配偶子はどの個体でも同じ大きさでした。

この配偶子は大きければ大きいほど栄養が多く蓄えられるので、子の生存確率が上がるため有利です。

しかし、大きくなると移動ができなくなるというデメリットもあります。そこで配偶子は大きさに特化した雌性配偶子と、移動に特化した小型の雄性配偶子が生まれます。

雌性配偶子は栄養蓄えた方が有利なのでどんどん大きくなり、雄性配偶子は移動しやすいようにどんどん小さくなります。

このようにして雄性配偶子を持つ者と雌性配偶子を持つ者が生まれました。

これがオスとメスの起源です。

 

では、なぜ性別はオスとメスの2種類なのでしょうか?

これは性の組み合わせが増えて、交配相手を探すのに面倒だからです。

性別が3種類だと性別の組み合わせが3種類、性別が4種類だと性別の組み合わせが6種類、性別が5種類だと性別の組み合わせが10種類になります。

自分の目的の性別を探すのは無駄なコストとなります。

なので、効率よく繁殖をするために最小の性別数であるオスとメスがいるんですね。